- 当院の安全なインプラント治療のための取り組み
- 歯を失ってしまった方のためのインプラント治療
- インプラント治療のメリット・デメリット
- 信頼性の高いインプラントを使用
- 顎の骨が足りない方への治療「骨造成」
- インプラント治療の流れ
- インプラント治療後の定期健診
当院の安全な
インプラント治療のための取り組み
丁寧でわかりやすい説明
外科手術であり、かつ費用も高額になりやすいインプラント治療では、患者さまが理解し納得するまで、丁寧に詳細を説明いたします。また、お口の中の状況をより具体的に把握していただくために、歯科用CTで取得した画像などの視覚的な情報も活用しています。ご不明な点や疑問点がございましたら、どうぞお気軽にお申し付けください。
インプラント治療の無料相談を実施中
インプラント治療に関する無料相談も行っております。私たちはインフォームド・コンセントの原則に基づき、患者さまに最適な治療方法を提案いたします。たとえば、「骨量が足りずにインプラントができない」という場合でも、骨造成手術によって治療の可能性が広がることがあります。ぜひ、当院の無料相談をご利用ください。
痛みや不安を抑える静脈内鎮静法
当院では、痛みや不安を抑えるために静脈内鎮静法を導入しています。この方法を用いることで、手術中もリラックスした状態を保ち、恐怖心や緊張を和らげることができます。全身麻酔とは異なり、意識を失うことなく、医師とのコミュニケーションも可能です。さらに、日帰り手術であり、入院の必要はありません。手術に対する不安がある方は、お気軽にご相談ください。
完全個室のオペ室
当院には完全個室のオペ室がございます。他人に聞かれたくないお悩みも、安心してご相談いただけます。また、患者さまの健康を第一に考え、感染リスクを抑え、清潔で安全な環境で手術を受けることができるように努めております。手術に対する不安を軽減し、安心して治療を受けていただけるよう、万全の体制で対応しています。
歯科用CTを使用した正確な検査
正確な診断に基づいた治療を提供するために、当院では歯科用CTを導入しています。従来のレントゲンとは異なり、歯科用CTは立体的な画像を取得できるため、インプラント治療に必要な顎の骨の詳細な情報を把握できます。医科で使用するCTと比較して被ばく量が少なく、患者さまの健康へのリスクも低減されます。
マイクロスコープによる精密治療
マイクロスコープを活用した精密治療も行っています。マイクロスコープを使用することで、傷口を最小限に抑えながら的確な手術が可能となり、術後の痛みや腫れを軽減できます。さらに、細かい調整が可能なため、より美しい見た目のインプラント治療が実現します。
サージカルガイドによる安全な手術
歯科用CTのデータをもとにコンピューターシミュレーションを行い、正確な手術計画を基に作製されたサージカルガイドを使用することで、手術の安全性が向上し、出血量も最小限に抑えることができます。
歯を失ってしまった方の
ためのインプラント治療
インプラント治療は、失った歯を補うために人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を取り付ける方法です。インプラント治療では周囲の歯に影響を与えることなく、その欠けた箇所に人工歯根を埋め込みます。この人工歯根が、しっかりと顎の骨に結合し、安定した基盤を提供します。その上に、天然歯に近い透明感や色調を持っているセラミック製の人工歯を取り付けます。このため、口を開けたときに人工歯が見えても、違和感を感じることはありません。さらに、インプラント治療は、顎の骨と結合することで、自然な噛み心地を実現します。食事の際も、自然な歯と同様に噛むことができます。
インプラント治療の
メリット・デメリット
メリット
- 自然な歯と同じ感覚で食事ができ、強く噛むことができる
- 取り外し不要で、紛失のリスクがない
- 美味しい食事を味わえる
- 発音に違和感が生じにくく、スムーズに会話ができる
- インプラントはむし歯にならない
- 見た目が自然で美しく、満足度が高い
- 残っている歯を削る必要がない
- 他の健康な歯に負担をかけない
- 顎の骨の痩せを防ぐことができる
デメリット
- 初めのうちは噛む感覚に慣れるまで違和感を感じることがある
- 他の治療法に比べて治療期間が長い
- インプラント埋入のために手術が必要
- 自費診療のため費用がかかる(※ただし、医療費控除の対象となります)
- 手術後には痛みや腫れ、感染症のリスクがある
- 治療後も定期的なメインテナンスが必要
信頼性の高い
インプラントを使用
ストローマンインプラント
スイスを拠点とするストローマン社は、世界有数のインプラントメーカーであり、半世紀以上にわたる歴史を誇ります。70を超える国々に製品を提供し、その品質と信頼性の高さは世界中の歯科医師に広く認められています。製品は長期の臨床研究に基づいており、1,400万本以上のストローマンインプラントが世界中で患者さまの治療に使用されています。
オステムインプラント
オステムインプラントは韓国のメーカーで、高い治療成績を誇る製品です。その理由の1つは、アジア人の骨格に適したインプラントを提供できる点です。さらに重要なのは、表面性状のSLA技術を取り入れていることです。この技術は、ストローマンインプラントで採用されているものと同様であり、高品質かつ耐久性のあるインプラントを提供することが可能です。オステム社の製品はリーズナブルな価格でありながら、高い品質と長期の効果を備えています。当院では、この優れたインプラントを用いて、より多くの患者さまに最高水準の治療を提供しています。
顎の骨が足りない方への
治療「骨造成」
顎の骨が不足している場合にも、再生治療(骨造成)によって顎の骨の再生を促し、インプラントの埋入と長期安定を可能にします。
GBR法
この治療法では、歯ぐきを切開して顎の骨が不足している部分に自家骨や骨補填材を移植し、特殊な膜(GBR膜)で覆って縫合します。膜は歯ぐきの侵入を防ぎつつ、顎の骨の再生を促します。
サイナスリスト
上顎の空間である上顎洞に骨補填材を充填し、顎の骨の再生を促す方法です。主に、上顎の奥歯部位で骨不足がある場合に行われます。
ソケットリフト
歯を失った箇所から上顎洞に骨補填材を充填し、顎の骨の高さ不足部の再生を促します。この方法は、ある程度の骨量と高さが残っている場合に適しています。
インプラント治療の流れ
1カウンセリングの実施
まずは患者さまのお悩みやご希望をお伺いし、治療の利点や欠点について詳しく説明します。
2各種検査
血液検査や口腔内検査、CT検査などを行い、治療に必要な情報を収集します。また、むし歯や歯周病などの治療が必要な場合は、それを優先して行います。
3インプラントの留置
局所麻酔を行った後、適切なサイズのインプラントを選んで埋め込みます。CT検査によって確認した形状や骨質に合わせて手術を行います。
4治癒期間
インプラントと顎の骨が結合するまでの期間を治癒期間といい、1〜3ヶ月(場合によっては6ヶ月)かかります。この間に経過を見ながら治療を進めます。
5人工歯の取り付け
インプラントと顎の骨が結合したら、仮歯を外し、人工歯冠を取り付けます。セルフケアの方法や噛み合わせの確認を行い、治療の完了となります。
インプラント治療後の定期健診
インプラント治療後は、お口の健康を維持するために定期的な健診が欠かせません。インプラント体と人工歯自体はむし歯になりませんが、周囲の歯ぐきに炎症を引き起こす可能性があります。この炎症は「インプラント周囲炎」と呼ばれ、放置すると顎の骨や歯ぐきの問題を引き起こし、最悪の場合、インプラントが失われるリスクもあります。日々の歯磨きやフロスでのケアが重要ですが、それだけでなく定期的な歯科医院でのメインテナンスも必要です。当院では、治療後も患者さまのお口の健康を見守り、必要なアドバイスやサポートをご提供しております。